「寒梅は“幻の酒”なんかじゃありません。
本来なら気軽に晩酌にして頂きたい酒なんです。」
そうした蔵元の想いを伝えること、
それが蔵元の地元・亀田で商売を営む酒屋の使命と思っています。
確かに「越乃寒梅」と言えば超有名銘柄。
酒飲みなら必ずと言っていいほど口にしたことがあるはず。
なくとも、”一度は飲んでみたい”と願う酒に違いはありません。
それがなぜ「幻の酒」など言われるようになったのか?
・・・その答えは、全て蔵元のこだわり抜く造りにあります。
「頑なに極める」、
普通酒(といっても普通酒の域は優に超えてますが)から超特撰まで
全ての酒にその信念を貫くには、大量醸造はとうてい無理。
そうすると需要と供給のバランスが釣り合わず、
どうにも限定品とするしかないのです。
(蔵元が望まないプレミア価格はこういった事情から発生します)
普通なら声を大にして言いたくなるような造りにも関わらず、
一切語ることなく‘究極の造り’を求め醸し続ける。それが石本酒造。
蔵元が語らないなら私が!・・・とも思うのですが、ここで言うべきではないでしょう。
呑めばその造りの素晴らしさは分かって頂けることと、信じることにします。
寡黙でありながら、着実に前年を超えるものを造り続ける蔵。
そんな石本酒造が我が地元の酒造蔵であるということを、なにより誇りに思います。 |